アニメが好きだというお話

どーも、ぼくです。気がつけば4月ですね。

 スギ花粉の季節が終わって、一安心かと思ってたら、今度はヒノキ花粉が例年の400倍とかの飛散量でとっても悲惨なことになってるとかなんとか。

 4月と言えば、色々新しい物が始まる時期でして。新生活・新学期・春アニメなどなど、、、

 アニメの話題を繰り出すとツイッターのフォロワーが減る現象もあったりしますが、めげずにアニメを見ます。なぜならオタクだから。

 

 ぼくがアニメ好きなのはもうほとんどの人が知り得てる事なので、今さらではあるかと思いますが。世代的に中学・高校くらいの時はアニメの話になると「オタクキモい死ね」というのがワンセットで言われるような時代であったので、ぼくはパンクが好きな事以外は周りに言わずに隠れオタクをやってたのです。なので、Facebookくらいでしか繋がってない過去の友人・知人はぼくがアニメオタクだなんて知らないままの人もいるわけです。(今思えば、そこで開き直ってたら、アニメ業界に進む道を選んでいたのかもしれない)今の世代はスマホやパソコンと言ったネット環境もあるから、誰だってすんなりアニメに触れられる事が出来るのはとてもいい事なのかと思う。昔はオンタイムで見れなきゃ録画→録画失敗したらビデオ発売待ちとかレンタル待ちだったし。とは言え、今程ワンクールの放送数が多かったわけでもないし、深夜帯でやってるのも少なかったし、追い掛けやすかったりもしたけど。ただネットの情報みたいなのも無いし、アニメ雑誌を買うなどしないと情報が手に入れられなかったりもしたのでした。

 

 という冒頭から始まる感じの内容が今回のお話。

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NEVER KNOWS BEST (from FLCL)

 

いつにも増して自分語りになるから興味ない人は読まなくてもいい話だし、パンクやバンドの話は関係ないです。

書き終えてみたら、とんでもなく長くなったので、アニメ好きでない人には面白くないやつ。あと独自解釈ばかりなので、あんまり業界詳しい人とかには読まれたくなさ。まぁ、自分の思ってる事をダラダラ書いただけの内容です。

 

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先日、りゅうおうのおしごと!聖地巡礼として、千駄ヶ谷鳩森神社に行った際に撮影した写真にアニメのシーンを切り抜いてコラージュしたもの。

 

 時は1995年10月、今から遡ること23年前。わたし11歳の時。新世紀エヴァンゲリオンというアニメがやるんだとクラスメイトに教えられ、時間帯も夕方だし学校終わってから見るにはちょうどいい時間だったので、見始めたのですが、コレが元凶すべての始まりだったわけです。

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小学生だった当時、こんなん見せられても意味がわからん。まぁ大人になった今見返してもあんまりわかんないけど。ただ、でっかいロボットのような物が、使徒と呼ばれる何かと戦う様子はめちゃくちゃかっこよかった。あと、小学生が見る物としてはちょっとエッチだったし、内容が重かった。これは後にしったけど、「第弐拾話 心のかたち 人のかたち」の放送ではベッドシーンを彷彿させる描写があり、PTAが激怒したという話だったし。とりあえず、ここではエヴァの詳細については割愛。

 と、すっかりエヴァに魅せられ、多分元々ハマり性だったぼくは色々調べてみたところ、ふしぎの海のナディアと同じ制作会社が作ってる事を知った。GAINAXですね。

 ナディアは1990年の放送で、NHKで放送されてたので、親も子どもに見せるには安心と思ってたのか、毎週わくわくしながら見てた記憶があったのでした。

 ただ、当時はアニメに関しての知識なんてまったくないので、エヴァに関してはアニメの作画は庵野監督や、貞本さんが描いてるものだと思ってたし、ドラゴンボール鳥山明が描いてるものだと思ってた。OPやEDのクレジットを見てても、チンプンカンプンだったし、せいぜい悟空と悟飯は野沢雅子だっていう声優情報しか知らなかった。アニメーターさんという存在がいるのを知らなかったんですよね。だから、コミックの絵柄とアニメの絵柄が違うのは紙に描いてるか、セル画に描いてるかの違いで絵柄が変わってきちゃうものなんだとばかり思ってたのです。ちなみに、セル画を知ってたのは、なんでも鑑定団とかで、古いアニメのセル画の鑑定をしたりする時があったからですね。

 んで、当時のアニメの情報源としてはアニメージュやらニュータイプと言った雑誌だったのですが、エヴァの特集をしてて、イラストの下に「イラスト/鶴巻和哉とか、「イラスト/松原秀典と書かれてるのを見て「庵野監督や貞本さんが描いてるんとちゃうんかい!」となり、それがアニメーターさんという存在を知るきっかけになったのでした。まだ当時はキャラデザに対して、作画監督やアニメーターさんのクセで、公式絵なのに絵柄の雰囲気が違うという事もたくさんあったので、不思議に思っていた部分が一つ解決したという瞬間でもありました。

 

 どちらかと言えばアニメの版権絵を見るよりも、その原画を見る方が好きだったりもしたので、そこから深くアニメーターさんの存在を追いかけるようになったのです。と言っても、そこまで選球眼にすぐれてるわけでもないので、原画をほいと見せられても、「これは○○さんの原画ですねデュフフ」なんて答えられるほどではないのですが。イラストなら「これは○○さんの!」とわかるのですが、アニメの原画となると、キャラデザや設定に寄せてアニメーターさんが描いてらっしゃるので、よっぽどクセが無いと見分けがつかなかったりもするのです。それでもアニメーターwikiを編集してる人達はここの原画は○○氏のパートってわかってたりもするから、オタクほんとすげぇってなるのです。

 僕は当時GAINAXにどハマりして、GAINAX作品をかたっぱしから見てたのですが、その中でも、天元突破グレンラガントップをねらえ!と言った、王道の作品からではなく、OVAで作られ国内よりも国外でウケてたFLCLにやられ、そこからさらにアニメーターさんへの興味が深まったわけです。

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新劇場版エヴァの監督、鶴巻和哉さんの初監督作品がFLCL

 

 結構革新的なアニメだったなと思ったのは、アニソン(特に当時のはやりはユーロビートっぽい曲調)をまったく使用せず、全編the Pillowsの曲を使ってたという部分で、スタイリッシュに仕上がってた所。ストーリー的にはやや意味がわかりにくい部分もあったけど、その辺は勝手に解釈出来たし、GAINAX内のネタを使ってメタ発言などの要素も入ってて、スタッフが楽しんで作ってる感がすごくあった。

 んで、1話の後半でメカ同士の戦いになるシーンがあるのですが、そこの原画を担当してたのが、吉成曜さんだと知るのです。

 吉成さんの原画のシーンはとにかくキャラやメカがすごくいきいきと動き回るんですよね。メカなのに、生き物みたいに動いて見えるとか。

エヴァの旧劇場版の弐号機vs量産型のシーンは何回見ても感嘆のため息がもれます。

 

 そんなこんなでアニメーターさんを好きになってから、エンドクレジットを見るのが楽しみになり、コミケではアニメーターさんのいるサークルの本か、企業ブースにて公式で出してる設定資料集ばかり買うようになったのです。とはいえ、アニメーターさんもたくさんいらっしゃるので、名前は知ってるレベルの人や、名前もわからない人もたくさんいるのです。個人的にはGAINAXからの流れで、TRIGGERのお仕事をされてる方のイラストが特に好きで、今石洋之さん雨宮哲さんすしおさん半田修平さん堀剛史さん斉藤健吾さん、などなど挙げきれないくらいに数え上げたらたくさんの好きな方がいらっしゃいます。

 他にも、現在フリーの錦織敦史さんジーベック足立慎吾さん、亡くなられてしまった金田伊功さん、フリーの渡部明夫さん(a.k.a ぽよよん♥ろっく)J.C. STAFFで活躍してる桜美勝志さんカラー平松禎史さん、フリーの保村成さん京アニからフリーの堀口悠紀子さんシャフト杉山延寛さん、、、などなど、とにかくたくさんの方の絵を見て、アニメにどっぷりはまっていったのでした。さらには、デザインの仕事をするようになってから、結構デザインの影響を受けたりもしたのです。特にスタジオで言えばSHAFTのデザイン手法にはコラージュを作る上で、多大なる影響を受けまくりました。

 

 そして、ぼくがとりわけ好きなアニメーターさんというのが、project No.9所属の矢野茜さんなのです。2018年の1月から放送されていたりゅうおうのおしごと!ではキャラクターデザインと総作画監督をつとめていたり、可愛い人だ!とネットで話題になったりしてるので、アニメ好きな人はわりと最近よく名前を見かける方だと思います。

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 矢野さんを初めて僕がアニメーターさんとして意識するようになった作品は、2016年の4月から放送されたネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?がきっかけでした。元々、声優の南條愛乃さんが好きだったのもあり、南條さんがネトゲの嫁に出演されるという事で、これは見ないと!と思ったのですが、その時もキャラデザと総作監をしていたため、Twitterで存在を知ったというのが流れなのです。その後調べてみたら、最初の参加作品が2013年の僕は友達が少ない NEXT」の第二原画からはじまり、ニセコイではメインアニメーターや作監を務めたり、グリザイアの果実でも作監をしていたりと、この5年で結構たくさんの作品に参加されていたようでした。

 ではなぜこんなに魅了されているのかというと、ほぼ毎日のように何かしら絵を描いてツイートしてくれてるんですよね。他のアニメーターさんもそうい方は多いですけども。矢野さんの場合は、色使いや写真の雰囲気もあるのですが、絵から暖かみがを感じられる物が多いのです。

 女性のアニメーターさんでありながらも「服を描くのはめんどうだから、裸を描くのが好き」と言いつつも、実際の所結構中身がオヤジな部分が見受けられるので、ほんとは女の子の裸好きなんじゃねーかって思っています。

 また、矢野さんは自分の手がけたキャラクターに対しての愛情がたくさん読み取れるのですが、ぼくが好きなアニメーターさんというのは、だいたい自分の手がけたキャラクターへの愛情が深いのです。前述のすしおさんなんかは特に、キルラキル満艦飾マコが好きで、未だにマコを描き続けていたり、そういうのを見ると、単なるクリエイターではなく、作品の産みの親であり、この方々がいないとこんないい作品に出会う事は出来なかったと思えてくるのです。そういう意味で矢野さんのツイートする絵からは多くの感情が読み取れます。最近はりゅうおうのキャラが多いのですが、たまにネトゲの嫁のキャラも描いてたりもしてくれてます。そうすると、普段顔の見えない仕事をされているアニメーターさんの姿がキャラクターにダブって見えるんですよね。実際、ぼくは矢野さんの顔を知るまでは、ネトゲの嫁の亜子とダブってましたし、すしおさんに関しては、キルラキルの蟇郡とダブって見えてました。半田さんなんかは未だに「リトル・ウィッチ・アカデミア」のアッコの姿に見えてます。そうやってダブって見えてくるようになると、ラクガキ(とてもラクガキレベルではない代物)と称してTwitterにあがった絵から、その時の感情なども読み取れる気がして(気がするだけ)、作品と制作陣は表裏一体なんだなという気にもなってくるのです。あと、人柄って絵柄からわかりますよね。とくに、芳垣祐介さんは、Twitterに日々の日記のような物を、コメントも載せず、イラストだけ淡々とアップしてるのですが、そこからはTRIGGERのスタッフ皆様方が、芳垣さん好き!と言う理由がわかるくらいの人の良さが溢れてます。

 2018年の2月末に、矢野さんは週プレのインタビューを受けており、その際に週プレ側から「ルックスが話題になりますが…」という質問に対して「(ルックスで)贔屓されて作監やキャラデザをやってるとは思われたくないんです。ルックスは関係なくて、完全に実力の業界だと思うので。」という返答をされており、この発言こそ、ぼくが矢野さんを好きである所以でもあったりするのでした。おそらく、この話題のせいで、言われも無い事を言われたり、足かせになった面は多々あったかと思いますが、本人はそこをまったく見せないのでハートの強さを感じます。僕自身は会社は変われど、ずっと印刷業界にいて、帰れない・休めない・給料安いという苦難を味わってきてるんですけど、アニメ業界もそこに近い部分が見受けられるので、そこを乗り越えてなお仕事を出来るのは、よっぽど仕事が好きか、中身が男っぽい部分があるからなんだろうなと思ってみたりもしてます。

ご本人のTwitterより、こんなん普通はしませんわね。ぼくも昔は会社の床に段ボール敷いて寝てました。

 

 Twitterというツールは非常に便利な物で、簡単にこちらの思いを伝える事も出来たりするので、アニメの感想や同人誌の感想だったり、なにかあればイラレやフォトショを使って画像を作り、アニメ制作お疲れ様でしただったり、感謝の気持ちを込めて送るのですが、そこに対して返事をいただけるのもありがたい話です。たとえば、声優さんやアイドルだったりすると、リプライやファンレターは送れど、そこに返事をもらえる事はあまりないです。アイドルだと、地下アイドルだったりしたら規制がゆるいのでまた別ですが。矢野さん含め、過去に数名のアニメーターさんからTwitterで返事をもらったりした事もあるのですが、皆さん物凄く対応がいいのです。忙しいはずなのに返事をくれたりするとアニメーターオタク冥利につきるってやつですね。とはいえ、人と人ですし、距離感を間違うわけにはいかないので、馴れ馴れしいリプを送ってる人を見ると、こっちがイラッとしたりもして、自分はまじめだなーとか思ったりもしちゃうのですけど、そういう横柄な態度で芸能人や有名人にリプ送れる人ってどんな神経してんのかと思ったり。矢野さんへのコメント欄見ても「矢野さんかわいい!」とかしかツイートしないのもいて、絵を見なさいよ!!と、そして週プレのインタビューを暗記するまで読め!とも思ってしまったり。

 と、気付けばアニメへの思いの話から、いつの間にかぼくがどんだけ矢野さんのファンであるかを語ってる内容になってたので、方向を元に戻します。まぁ実際、アニメーターさんという観点だけでなく、人としても女性としても好きなのですが(照)

 

 アニメが好きな人と話をすると、必ずといって言い程にあがる話題としては、「一番好きなアニメって何?」だと思うのですが、ぼくの場合は簡単に「これ!」と言える作品が無いのです。当然ジャンルの違いもあるし、絵柄の違い声優さんの違いなんかもあったりするので。強いて言うならと言うのであれば、やっぱりエヴァになるのかなぁと思うんですけど、でも他にも同じように好きな作品はたくさんあります。繰り返し見て楽しめる作品というのが好きな作品なのであって、THE IDOLM@STERも好きだし、マクロス化物語もシリーズ通して好きだし、交響詩エウレカセブンも好きだし、最近だと三ツ星カラーズは大ヒットだったし、一番好きというものを決めなくてもいいのかなぁという気もしてたりします。自分の好きなジャンルもバラバラだし泣けるのがよかったり、笑えるのがよかったり様々…。

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アニメのアイマスは監督が錦織敦史さんで、最高の出来でしたね。

 

 もうひとつ、アニメを見るモチベーションの一つになるのは、キャラデザを担当した人であったり、監督だったりしてるのは一つの要因でもあったりします。それで見逃してて、後で話題になってから「あーリアルタイムで見ていたかった!!!泣」なんて事もあったりしてしまうので、なるべく見れる物は見ようと最近は思ってたりもします。

 どんなアニメであっても、たくさんの人の手で作られてるので、監督・アニメーター・声優とクローズアップされやすい部分以外にも、音響・撮影と言った方や、制作進行管理の方、宣伝するスタッフなどなど、多方面に渡って人が絡んでるわけですよね。その辺の仕組みの部分はP.A. WORKSSHIROBAKOを見ると、面白く理解できていいかと。

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SHIROBAKOはアニメを作る人達の様子がアニメで見る事が出来ます。

 

 なので、アニメを見るときは感謝の気持ちを忘れないようにと言うのは心がけてたりもしますが、やっぱり作画崩壊は気になっちゃうものでして。つい最近だと、メルヘン・メドヘンが話題になり、2週休んでテコ入れして再開となってたものの、それでも休み明けの回は改善されてなくてTwitterでは祭になってたりもしてたのです。ぼくも驚いてちょっとツイートしてしまったりもしたけども、元々キャラ原案がカントクさんで、キャラデザ・総作監森川侑紀さんだったのもあり、ファンタジーな世界観が表現されるにはいい人達だなと思ってたので、個人的には結構好きな部類のアニメでした。11話と12話は放送時期未定のまま放送終了してしまったけども、いつか無事放送してほしいなと切に願うのです。

 逆に許せない作画崩壊というのもあって、「バンドリ」なんかはESPのギターとのコラボもあってか、主人公達の使う楽器はCGで作り込まれ、本物に近い雰囲気で描かれていたのに、モブのバンド達の楽器はなんじゃこれレベルの作画でした。仮にもバンド物というなら、そこきちんとやれよと。あとあれは主人公に難ありすぎて最後まで見れなかったな。あとキラキラ星な、ある意味スワンキーズよりノイズだった…。

 まぁぼくはそこまで超キビシい目でアニメ見てるでもないので、よっぽどで無ければ親のカタキのごとくガーッと批判する事もなく、ただひっそりと視聴を打ち切るだけなのですが、、、

 ここ最近だと京都アニメーションヴァイオレット・エヴァーガーデンの作画が驚くほどによかったです。1話は初めて見る人にいい物を見せる為に、多くのスタッフを投入して作画バッチリ!になる事が多いようですが、この作品では全13話すべてがそのクオリティだったというのが驚きでした。

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感情を持たない元兵士が手紙の代筆人となり、感情豊かになっていく、とにかく泣ける作品。それが「ヴァイオレット・エヴァーガーデン

劇場版とかのクオリティを毎回繰り出すなんて、京アニは変態かと。まぁ絵柄がリアリティを増してきたここ最近以前の作品でも、細かい部分までしっかり描き込まれてるというので定評のあった京アニなので、ある意味納得と言えば納得ですが。

 

 現在は3Dだったりデジタル制作の環境が整っているので、作画がキレイになった作品は多くなりましたよね。とりわけメカなんかはすごい緻密になってます。これはこれで、技術職なので、その操作が出来る人はとにかく凄いと思うのですが、やはりマクロスの劇場版愛・おぼえていますか1984年作品)を見てしまったら絶句するレベルの作画。あんだけ緻密なメカや派手な戦闘シーンがすべて手作業っていうんですから、これぞ職人技です。美樹本晴彦さんが描いたと言われるリン・ミンメイはテレビ版と比べるととんでもなく美しかったです。この辺りのアニメは物心つく以前に生まれる前や生まれたばっかの時分なので、当然後追いで見てるのですが、初代マクロスのテレビ版での作画大崩壊からの、愛おぼ劇場版での超神作画への話ってのはググると色んなネタが知れて面白いです。特に、板野サーカスという手法の産みの親である板野一郎さんの逸話や、当時の回想嘆なんかは面白いので読むといいかもです。

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こういう糸引くみたいにミサイル放出されるのが、板野サーカスね。

 

 と、ここまでひたすたダラダラと書きましたが、まだまだ語り尽くせぬ思いはあったりもするので、アニメ好きな人は暇な時間があったら一緒に語らいましょう。作画どーたらなんてのも書きましたが、面白いアニメが見れたらそれだけで感無量です。キャラに萌えてハァハァするもよし、声優さんにハマって声豚になるもよし、内容から何かを感じ取って自分の糧にするもよし。アニメの楽しみ方はたくさんあると思うんですよね。

 日本はアニメ大国と言われてるので、世界中のアニメファンが日々日本に来てはアキバを満喫したりしてるわけですが、ここ最近はアニメ業界の給与や勤務体系がブラックだと話題になるばかりで、こんな寂しい話はないなと思うのです。クールジャパン(笑)というわけわかんない政策のための宣伝費だったり、そういった部分をクリエイターに還元する事の方がよっぽど必要だと思います。いい物は宣伝しなくたって、今の時代SNSとかで勝手に広まるんだから。これに関してはアニメ業界に限らず、物作りの現場全てに言える事でもあるとは思いますが。こんなんじゃ技術が衰退していく一方です。10年先も20年先もアニメを見てワクワクする気持ち、感動する気持ち、笑える気持ちって言うのは味わっていたいものです。

 

 しかし、、、いつものブログより文字数めちゃくちゃ多いな、、、(汗)

 

次の日記はまた過去のバンドのお話で思い出し日記書きます(予定)

ではまた。というかここまで読んだ人いるか謎。読んでくれていたら、ありがとうございます。