コミックマーケットC94に行ったお話

 こんつわ。夏生まれのぼくは、今年の夏も何事もなく終わってしまう気がして、34歳になってしまった事の焦りを感じたりもしてるのです。

 いや、あった。今年の夏はあった。連日の猛暑もそうだけど、それだけではない熱いイベント。コミックマーケットC94だ。

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 毎年夏と冬におじゃましてるビッグサイトさん、お世話になっております。記憶が曖昧なんだけど、初めて行ったコミケは18歳か19歳の時の夏コミ。当時マクドナルドなんつー、美味しくもないハンバーガー売ってるお店あるんですけど、そこでバイトしてて、夏コミの時に有明の店舗が混むからヘルプに行ってくれと言われ、コミケ始発組と同じ電車に乗って朝7時からお手伝い。朝から「ビッグマックとポテトとコーラのLセット!それと単品でダブルチーズバーガー!」なんつー注文が飛び交い、どこだかの時間帯が、売上の記録をたたき出したなんつって、後日マックカード500円分もらったりもしたんだけど、そんな話はどーでもよくて。早朝からのバイトだったから昼過ぎにはあがり。暇だしどんなイベントか気になるからちょっくら覗いてみっか!って覗きに行ったら思いのほか人いないじゃん的な。まぁその時知らなかったけど、夕方には終了してしまう健全なイベントのため、15時頃に覗きに行っても、そりゃまぁイナゴに食い散らかされた田んぼみたいになってますわ。そんで、興味持って次のコミケ行ってみっか!なんつって、行ってみたらまぁ人の多い事。エグい事。んで、当時はアニメーターさんとかよく知らなかったし、なんとなく目についた本とか買っては見た物の、公式版権物じゃないとハァハァ出来ない人なので、満足度が足りなかった。

 その後も、今程の熱量は無いにしても、どこか1日だけ行ってみたりしつつ、なんとなくコミケ行ってたのでしたが、就職して、仙台に転勤になってからは行けなかったり、その後BiSにどハマってコミケどころじゃなかったりして、結構行かない時が続いたのでした。

 再びしっかり行くようになったのは、2014年の夏コミから。BiS解散したし、他に見に行ってるアイドルもいないし、アニメ畑に戻るぞ!なんつって。コミケじゃないオンリーの同人即売会はたまに行ってたけどな。ラブライブとか。

 そうこうしてたら、今年の夏コミが「平成最後の夏コミ」になって盛り上がったりしてたとかしてなかったとか、いや、してた。

 

 去年の7月にTODESTRIEBのライブの時に蒲池君と知り合い、コミケに共に行く仲間がいない事、アニメーター(特にTRIGGER周辺の方)が好きな事など共通点があって、んじゃ今年の夏から共同戦線で頑張りましょう!なんつって、コミケ行くようになったのは今回で3回目。蒲地君の友人の阪野君大崎君というコミケ初参加の2人を無理矢理引き込み、今年の夏コミは4人で突撃じゃ〜!なんつって。

 

 とりあえず、書く事多くなりそうだから、買ったものはTwitterのモーメントにまとめてあるので。

 結果から言うと欲しかった物は8〜9割手に入れられたので一安心という所。予算は大きくオーバー。やはり、人気のアニメーターさんの作品を手に入れるには始発で行ったり、買うまでに1時間近く並んだりと、まぁそれなりの苦労はするわけです。まぁ、このくらいだったら、ブログに残そうとは思わない、いつものコミケなのだ。今回は、神と崇めるくらいのアニメーターさん達からサインをもらえたというのがでかい。そう、とてもデカい。それを記憶と記録に残したい。

 

 まず、1日目に僕が向かったのは企業ブースのproject No.9さんのブース。りゅうおうのおしごと!や、ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?や、ロウきゅーぶ!を作った制作会社さんなんですが、今までは一般サークル参加で第九計画というサークル名で参加してたのですが、今回はりゅうおうのおしごと!関連を大きく打ち出し、企業ブースに制作会社としてブースを構える事に。シャフト京アニなんかはいつもブース出して参加してますね。

 そして、限定セットとして、矢野茜さんのサイン会の参加券の入ったセットを売り出すとの事。これは手に入れなくてはと、企業ブースへ向かったのでした。というか、発表があった時からすでに気持ちはブースに向かっていたのでした。んで、朝早くから行った甲斐もあって、無事ゲット。サイン会は最終日3日目なので、大事に参加券をとっておきます。

 この時、project No.9さんのスタッフさんに、Twitterを担当してる方を伺って、挨拶させてもらうと、差し入れを渡してたり、Twitterで色々絡んでたりしてる僕の事知っててくれて、いつもありがとうございます。なんて、凄く丁寧な対応してくれて、ますます好感があがりました。こちらこそ、いつも面白い作品をありがとうございますです。

 

 んで、ひとまず2日目の話へ。この日も好きなアニメーターさんが何名か参加される日だったので、気合い十分です。2日目は蒲池君のツテもあり、チケットで入れる事に。ぼくの並ぶ所は大きい所ではなかったので、開場時間まで、サークルの配置をチェックしながら、目当ての所をしっかり見てきます。この日は、TRIGGER作品で活躍されてるalbacrowの斉藤健吾さんが、コネコタンクというサークルで参加。そこに半田修平さんもいて、ぼくの中のアイドル的存在の2人がいる、キャーなんつって、ミーハー状態になりつつも、冷静に。設営中のブースの写真を撮ってもいいですか?って聞いたら快諾してくれて、撮影。あとで気付いたけど、斉藤健吾さんちゃっかりピースしてくれてたの嬉しい(ミーハー)

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 一通り買い物が終わり、蒲地君と合流して、蒲地君斉藤健吾さんのブース見に行きたいという事になり、再び覗きに行くと、時間も昼をすぎて、だいぶ人もまばらに。そしたら斉藤さんからサインもらってる人がいたので、すかさず自分もサインをお願いする。数日前に誕生日だった斉藤さんに誕生日おめでとうございますと告げ、会話してると、

「どっかで見た事ある気が〜」

僕「Twitterですかね?」

「あ、そうだ!」

という事になり、Twitterのアイコンを自分の顔にしておくのと、心のこもった応援のメンション送るオタクであるとこう言ういい事あるんだなと思いました。

 半田修平さんからもサイン貰いたかったけど、半田さんの既刊本はすでに持ってたので、次回のチャンスを狙いたいと思うのです。

 

 そして、時は3日目。エロのジャンルが参加する日で、コミケで一番人が来る日。と、同時に大御所アニメーターさんや漫画家さんなんかも参加する日なので、まぁとにかく人が多い。この日はぼくはアイマスイラストレーターでお馴染みの杏仁豆腐さんの新刊が欲しくて、死地に飛び込み1時間程並び、無事ゲット。その間、他を回ってもらってた蒲池君達は着々と買い進めてくれまして、ありがとうございました。それもこれも、3日目当選・参加予定の宇宙君が、新刊を落として、気持ちも落として来なかったからチケット入場出来なかったせいや!!

 

 さて、3日目は矢野茜さんのサイン会もあるので、それを心待ちにしてたのでありました。サイン会の列形成開始され始めて少ししてから待機列に。この時、先日ご挨拶させてもらったproject No.9のスタッフさんが僕を見かけて「ありがとうございます〜」ってわざわざ言いに来てくださって、「こちらこそありがとうございます」という気持ちでいっぱいになったのです。

 「サイン会では名前を書いてもらいますので、用紙に名前を書いてお待ち下さい」と言われ並んでたのですが、矢野さんはぼくの事知ってるしなぁと思いつつも、印象悪くしてはあかんと思い、名前を書き待機。順番近くなってきたとこで、スタッフさんに名前を書いた紙を渡します。

スタッフ「では名前、確認しますね。りょーちんさん、、、でよろしいですね、、、あの差し入れくれてる方ですか?」

 と、別のスタッフさんからも覚えられてた私。こんなただのファンというかオタクを気にかけなくても〜と思いつつありがてぇと思いました。

 

 んで矢野さんのサインを無事いただきました。販売されていた、複製スケッチブックのどこか好きなページにサインと言う指定があったので、自分の一番好きなイラストのページに。すると矢野さん「私もこの絵が一番気に入ってるんですよー!」とのこと。ちょっと嬉しい(照)そして軽い世間話もしつつ、こっちでまた勝手に作った物をお渡しし僕大満足。アニメプロデューサー轟豊太さんもいたので、一方的に知ってるけど、声かけとこ!と思って、先日開催されてた秋葉原アニONステーションでのりゅうおうコラボの動画面白かったので、またなんかやってください!と感想を伝え、ぼくさらに大満足。蒲地君と合流して、軽くダラッとして夏コミ終わりかなぁ〜なんて思いつつLINEを送ると「今石さんからサイン貰えそうです!!」という返事が。

 

今石さんて?あの今石洋之さん?

まじで?神様やん!!!

 

 しかしその時ぼくはビッグサイト東館の一番端っこ。蒲地君ビッグサイト西館の端っこ。時間帯的には15時くらい、空いてきた時間とは言え、どんだけ急いでも5分以上かかる。しかし、優良コミケ戦士を自負する私、コミケ会場で走るわけには行かない。(これ大事)というわけで、物凄い早歩きで移動しましたとも。そしてみごとに5分程で到着。蒲地君はすでに今石さんからサインをもらっていたが、錦織敦史さん、コヤマシゲトさんもいらっしゃったので、そのお二方からもサインもらうチャンスを窺っていたのでした。なので、その間に今石さんに忍び寄り、サインを頂きました。

  暑さとお疲れのところ、サインを描いてくれて本当に感激です。緊張しすぎて、自分でも何言ってるのかよくわかんない感じになってしまったけど、お礼を伝えて、ほくほく。そして、錦織敦史さんの所へ行き、サインをいただく。本来、サイン会的な流れでも無かった所、僕ら含め数名のファンがサインをもらいにきてた状況で、「なんだかサイン会みたいになっちゃったなぁ〜(苦笑)」と言いながらも、サインして下さいました。

  アイマスPな自分は、いつか錦織さんに会えたら絶対伝えたいと思っていた事があり、アニマスを作って下さって本当にありがとうございました!」と伝えると、「はは、ありがとう(今回ダリフラ関連やろが…)と少し戸惑った感じでお返事を。2大巨匠からサインをもらい、ド緊張しました。最後にコヤマシゲトさんの所へ。まず、蒲地君がサインをもらいに行き、名前を聞かれ「かもちです」と言うと、聞き慣れない名字なので、「え?かもつ?あ、、なのね。ちんこのち、ね」なんて言いながらサインしてました。今石さん、錦織さんに比べると、だいぶ砕けた感じもあるし、これは行けると思った僕は、名乗る時に最初から「りょーちんです、ちんはちんこのちんです!」と食い気味に自己紹介。するとコヤマさん、スラスラっとちんこのイラスト描いてくれましたw

 おおお、これはすしおさんが以前コヤマさんがちんこの絵描いて笑わせてくる、みたいなツイートしてた時に写真に載ってたちんこ君じゃないか!と思ってたら、近くにいたコヤマさんの知り合いと思しき女性が「この人しょっちゅうコレ描くんですよーwww」なんて言ってました。コヤマさんが描いてくれたちんこ君は、横断歩道を渡るイラストで、「良いちんこなんだよ〜、あ、じゃあ良(リョウ)ちんて事だね〜」なんてゲラゲラやってましたw

 最後に神と崇めているお三方からサインをいただき、無事3日目が終了。これにて平成最後の夏コミ閉幕です。

 

 3日目はCOOKING CASPERゆけしょーたが遊びに来てたので、その後蒲地君と4人で秋葉原へ行き、夏の一大イベントを満喫しきったのでした。

 

 そして次の日、久々に早起きしなくてもいいんだ!寝られるまで、寝てやるぜ!なんて思ってたら昼前に着信。「寝とった〜?」と言う受話器の向こうの声の正体はうちうてんてー。アキバにいるという事で、起きてアキバに行き、生存確認をしつつ、冬コミの申込がオンラインで出来るから、今せぇや!つって、目の前で申込してもらいましたw冬コミ受かるといいね。そして今度は落とさず本出せるといいですねw

 

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                                    糸冬
                                -----------------------
                                制作・著作 NHK

りゅうおうのおしごと!アニメメイキングセミナー 2部

 前回のブログの続き始めます。

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 1部でキャラクターデザインについてのお話がされまして、第2部開幕でございます。1時間ほどの休憩をはさんでから、15時よりスタート。

 座席の配置は1部と同じ。そう言えば、矢野さんが1部と髪型変えてました。

 第2部のテーマは「シーンを描く」ということで、柳監督による、絵コンテや演出についてのお話がメイン。個人的に、柳監督の手がけている作品は好きな物が多いという事、りゅうおうのおしごと!に関しては、将棋シーンや、コミカルなシーン、シリアスなシーンと見所がたくさんあったので、その辺の話が聞けたらいいななんて思ってました。

 まず、シーンを描くという事にあたって、

①動かない勝負をどう表現するか

②コンテの描き方(尺・作画カロリー・カット数)

③原作をどうまとめていくか

という事が議題とされていました。議題っていうのかな?よくわかんないけど。とりあえず、この3点について話して行きますよ、的な。

 

 絵コンテをいくつか見せていただき、絵コンテの作り方からまず話が始まって行きます。実際、絵コンテってどうやって描いてるのか気になっていたのですが、監督の描いた1話のコンテは非常に描き込みが多く、コンテってここまで描くの?って思うくらいの物でした。さすがに全話コンテを描いて演出をやってさらに監督をやるというのは、常人ではまずあり得ない所業なんだなと思いました。

 絵コンテに関して言えば、以前「絵コンテの鬼」と言われている、奥田誠治さんと幸運にもお話させていただく機会があり、その時に少しだけコンテに関して聞いたのですが、自分のイメージを如何にわかりやすくコンテに落とし込めるか、という様な事をおっしゃられていたのですが、柳監督のコンテはまさにそれでした。一目見て、わかりやすい!という印象。これに関しては矢野さんも「監督のコンテは描き込みが多くて作業しやすかった。」という感想を。

 今まで、絵コンテ集とかも好きで色々見てきてはいたけども、有名な演出家さんやコンテマンの方のコンテを見ると、素人でもシーンがわかりやすい物がとても多かったです。それに、実際の本編の出来映えも、カメラワークや演出がすごく印象深かったりもして、さすが○○さんのコンテ回だなぁ〜なんて言われたりもしてるわけです。

 

 柳監督のコンテ作成の話の中で、「コンテにはパズル要素もあり、入れ替えがしやすい。」という話も出てきました。シーンをイメージしやすい設計図というコンテがあれば、いざ作り込む前に入れ替えて考えられると言うのは大事な要素だと思うので、絵コンテ一つで大きく印象が変わってくるのだと思ったのです。

 りゅうおうのおしごと!の絵コンテでは、やはり将棋を扱った作品なので、シーンの印象を決める所を、キャラクターの表情と、棋譜でも表現していたと言う事。大きいコマ割り部分のコンテでも盤上の所まで描かれ、実際に将棋がわかる人にはその部分まで見て美味しい作りになっています。

 また、コミカルなシーンでは、カメラアングルなども一気に非日常的になり、斜めから見るアングルで不安感や、非日常感を演出したとの事です。

 

 また、この作品の将棋盤、将棋駒などは全て3Dで組まれているため、コンテを3Dの方々も見る為、その辺を踏まえてコンテを書き込んでいたそうです。

 

 コンテの段階で、将棋の盤上をガッツリ出さず、斜め下から将棋盤を見上げるような描き込みをしている所もあり、その部分が作画カロリーのカットにつながるようになっているとの事。

 作画カロリーとはなんぞ?というとこなのですが、例えば、将棋を指す時に、将棋盤が見えるように作画すると、指と将棋の駒を同時に動かし、それが連続したシーンとなると、作画枚数が極端に増え、原画マンの人の作業量も増えるし、予算的な部分でもしんどい、と。そう言った部分も考えながらコンテを作るそうで、、、こりゃ大変な作業ですわ。

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 例に挙がってたのが、上の画像のシーンだったのですが、このシーンでは盤上に散らばった駒を一つ一つ取りながら並べて行く所なんですね。ただ、これを下から見る事により、散らばった駒を動かす事無く、手だけ動かせば、駒を自陣に並べている絵が出来上がるというわけです。

 他にも、シーンが長時間経過した事を表現するために、コンテの段階から、唐突に入ってくる夜の外の様子などを描き込んで行く事で、シーンの時間経過というのもわかるようになっているそうです。

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 作画カロリーの話で言えば、上の2つ、全く違う話数の、全く違うキャラの指先なのですが、色を変えたり、背景を変えたり、微修正をすることで、原画を使い回しする事も出来るという話も。これは結構他のアニメの中でも多く見られる事ですね。こういう努力があって作られてるんだよなぁと思うと、アニメの見方がまた変わってきます。

 

 そして、事前に送っていた課題の講評のお時間。トレース台とカメラの位置の関係で、柳監督と矢野さんの座席交代。お題は、シナリオはあったけれど、アニメではカットされてしまったシーンのコンテを描いてみましょうという内容。アニメ1話分で大体250〜300カットのコンテが描かれるそうです。そして、シナリオの1ページに付き、大体15カットくらいが目安だそうです。そんな事はまったく知らず、シナリオ1ページ分につき、5カットでまとめたというかぶち込んだ私の絵コンテ。講評もクソも無いな、、、と思ったら、表現の部分で監督とは発想が違う部分があったと、1部の下手くそな絵に続き、再び殴り書きの下手くそな自分の描いたコンテがスクリーンに映し出され、再び心臓止まるかと思ったw

 シーンはカツカレーを食べる所だったのですが、監督の作ってこられたコンテを見ると、かなり詳細に描き込まれていて驚きました。セリフと画面をうまくあわせていく手法や、カレーを掻き込むような連続したシーンの最後をスローにして、シーンの終わりを見せると言った手法など、20カットくらいのコンテから、たくさんの絵が想像できたのでした。当然のように、シナリオに描かれていない場面も補完しながら描いていらっしゃったので、より絵が見えやすくなっていました。この辺の知識をふまえて、もう一回課題描き直したい…。

 

 そして、2部の内容のまとめに入って行きます。

「シーンを描く時に、温度感なども入れて行きたい。全体のシナリオの中からストップウォッチで計りながら時間も決めて作っている。」

「コンテに関しては、自分も講義を受けている気持ちになった。コンテをもらった時に、もっと読み込んでいかないとならないと思う。作打ちなどでも、コンテはすでに出来上がっているので、コンテに関しての大きい説明が余り無いので、もっと読み解かないとならないと思った。」

と言ったお話。

 

 そして、再び質疑応答のコーナー。

Q、コンテとして表現の難しかったものは?

「将棋を打つシーンが多くあるため、正座をする事がどうしても多いが、その部分の表現が難しかった」

 

そして、個人的に柳監督に聞きたい事があったので、意を決して手を挙げ質問。

Q、シーンに緊迫感などを出す時に、壁などの背景を写したりして間を持たせてるときがあるが、絵コンテの段階である程度の演出は決まっていますか?それとも、演出の担当の方の手によるものが多いですか?

 と言うような内容だった気がする。矢野さんは何度かお話した事あるので、最近は話をする時に緊張する事はなくなったけど、柳監督は初めてお会いしたため、さすがに緊張してしまった。軽く声震えてなかっただろか…w

「コンテ発注の段階で、ある程度の手数は決めている。また、そういった演出に関してはコンテマンや、演出さんの個人の好みの部分もあったりする。」

という回答、ありがとうございましたm(_ _)m

 

他におもしろかった質問としては、

Q、文字媒体とアニメでのメディアのバランスの違いとは?

「アニメーションは絵で見てわからせる事が出来る物で、それによって説明を省ける。例えば、フォークを持つシーンでも、小説では文字にしないと伝わらないが、アニメでは音声をつけなくても、絵だけでわかるように出来る」

 

Q、ロウきゅーぶ!SSで監督デビューしてからロリアニメの監督が多い気がするが…

「ロリアニメが好きで監督に志願したのではなく、可愛くキャラクターに動いてもらうのが好きで、それで始めたらいつの間にか定着して…wとは言っても、やっていて楽しい。ロリアニメの監督と言われても仕方ないとは思っている。」

 

 そんなこんなで、濃密だったけど、あっという間な90分×2本のセミナー終了。実際に制作している方の制作秘話的な物を聞くのは楽しいですが、今回のセミナーはどちらかと言うと制作秘話はオマケ的な内容で、どうやって作り上げていったかという話でありました。

 監督にしても、矢野さんにしても、ぼくは大好きな方達なので、今回の作り方の話を聞き、2人の携わってきた作品をもう一度全部見たいと思いましたし、今後このお二方の携わるアニメに関しては、キャラクターの動かし方であったり、演出の仕方など、こういう意図があるんだろうなという事を考えながら見る事ができそうだと思います。

 

長丁場の講義お疲れ様でした。また、こういう機会があれば参加したいと思うイベントでした。

 

りゅうおうのおしごと!アニメメイキングセミナー 1部

 2018年8月25日(土)に、市ヶ谷の東京アニメセンター in DNP PLAZAにて、りゅうおうのおしごと!アニメメイキングセミナーなる催し物が開催されました。1部2部各90分の講義というもので、TVアニメ「りゅうおうのおしごと!柳 伸亮監督と、キャラクターデザイン&総作画監督矢野茜さんのお2人を招いてのイベントでした。

 通称アニセミという名称のこのイベント、前週にダーリン・イン・ザ・フランキス錦織敦史監督、キャラデザの田中将賀さんを招いて、行われ、これが第2週目。ちなみに翌週はゆるキャン△セミナーが行われるという3本立て。前週のダリフラのも行きたかったんだけど、夏コミ明けの疲弊しきった体とお財布にはツラい物があるぜ…と思って申し込まなかったんだけども、今回のに参加したら、無理してでも行っておくべきだったと思ったくらいには充実したイベントであったのです。

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 柳監督と言えばロウきゅーぶ!SSで監督デビューを果たし、その後project No.9の作品で監督として活躍されてる方なのですが、総作画監督や演出・絵コンテの担当としても名前を見かける事がちょいちょいあり、結構多岐に渡って活躍されてたりもしてます。僕が初めて名前を見たのはゼロの使い魔だったような。なんで目に留まったかと言うと、伸亮ってなんて読むんだ?って気になったからw(当時読み方を勝手にノブアキ?って思ってたら、後日調べてシンスケと判明、すみませんm(_ _)m)

 そして、矢野茜さんは、ニセコイでのキーアニメーターやグリザイアシリーズでの原画・作監を経て、ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?で初のキャラデザ・総作監を担当し、りゅうおうのおしごと!でキャラデザ・総作監は2作目。

 柳監督にしても、矢野さんにしても、ぼくの好きな作品・演出・キャラデザと、ツボに入りまくる方達なので、実際のアニメ制作に関しての話がこのお2方から聞けるなんて、最高のイベントだなと思って申し込んだわけです。

 

 以前の職場が市ヶ谷だったので、久しぶりに市ヶ谷で下車し、DNP PLAZAへ。相変わらずなんとなく堅苦しくゴミゴミしつつもなんかのんびりしたトコだなと。

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 以前秋葉原UDXにあった東京アニメセンターがこちらの地下1階に移転してきてからは初めてきました。今はゴールデンカムイのイベントというかオンリーショップやってました。帰りに覗いてこって思ったけど忘れてた…。

東京アニメセンター in DNPプラザ

 

 12時から受付開始で、時間より気持ち早くつくとすでに5人くらいが待ってました。呼び込まれ2階へ移動し、受付をすませ、空いてる席に。前から2列目だったので、見やすい位置に。

 そしてイベントは1部が12時30分から開始。1部はキャラクターデザインについての講義内容です。司会の方の呼び込みで2人が入ってきます。ステージ上の配置はこんな感じ。後ろに大きいスクリーン。

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 司会の方から、「では今日の意気込みをお願いします!」と振られ、

「少し時間長いので、退屈させないようにします」

「(客席に参加者が多く)目がいっぱいあって緊張します!」

という、監督は落ち着いてるのに対し、矢野さん少しテンション高め笑

確かに参加者結構いた気が。50〜60人くらい?

 

 そしてまずは作品に関して、監督から矢野さんへ求めた点と言うのが、

・原作に寄る

・キャラクターの可愛さを表現

・シルエットで誰かわかるように

ということだったそうです。それに対して、矢野さんは、

・矢野感(もちっと感)が出すぎたw

・(パーツなど)立たせる所は立たせるようにした

・他のアニメーターさんも描きやすいように意識した

という回答。パーツを立たせるという点に関しては、最初主人公あいちゃんのツインテはもう少し大人しかったという話。そして、原作絵のしらび先生の絵はシュッとしているのに対して、矢野さんのキャラはもちっとして、子供っぽさを重視したとのこと。

 そこから、設定画の話になります。設定画を起こす時、前横後の3面の全身図を描き、さらに表情なども描くそうです。作品によってはSDキャラを使う事があるので、SDキャラも描いたり、描写が多くなりそうな靴の底なども設定画に盛り込んだとのこと。

 今回のキャラデザではあいちゃんの髪飾りが苦戦したそうです。原作絵より、パーツ数を減らしたりもするそうで、これはアニメで動かしやすくしたりする事にもつながるとのこと。線が多いと動かすの大変ですもんね。

 そして、各キャラの表情の話に。

「桂香さんの表情はOPの憂いのある顔が好き、影のあるシーンは目線を上にしたり、下にずらしたりして、気をつけている」

とのこと。矢野さんの言っていたシーンがこちら。↓

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「男性キャラは直線をイメージ。手の線もシュッとさせる。現場の男性スタッフの手を参考にして描いたりもした。」

「桂香さんは女性キャラの中でも年上で保護者的な位置づけだったが、7話以降、雰囲気がかわった。どのアニメも設定の段階から、ラストに行くにつれて、キャラクターの雰囲気がかわっていく。それがアニメのいい所。」

「12話の時は親不知が痛くて、将棋の白熱したシーンを描いてる時は描きながら同じ表情をしていたと思う。」

「原画を描いてる時は描きながら同じような顔をしてる事が多々ある。」

と、シーンの話だったり、制作時の話だったり色々聞ける、面白い…

 

 そして、りゅうおうと言えば、小学生女子が出てくるアニメ。そう言う部分では通報しますた案件になるシーンも出てくるわけですが、

「ギリギリを攻めたかった(裸の)。乳首を毛先で隠す感じを描いたが、毛量が足りずにリテイクをくらったw」

「制作側は基準値が段々壊れてきて、第3者から言われて、我に返る事が多いんです」

という話にも。

 そして、インタビューなどでもよく話題に出ていた、矢野さんがキャラデザをした時に一番苦戦したキャラ・パンサーの話題に。

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 パンサーのキャラデザが固まるまで、5テイク重ねたそうで、オッサンなのか、オバハンなのか、そこがわからないようなキャラデザを目指し、このキャラの存在を知らなかった社内の人達に「オジさんに見えますか?オバさんに見えますか?」とヒアリングしリテイクを重ねたそうで、監督にとっても、矢野さんにとっても、ある意味一番思い出深いキャラだという事でした。

 他にも、キャラデザをする上での話を色々聞いたのですが、

「りゅうおうは表情芝居が多い作品だった。アニメは絵だからアップに耐えづらい所があるため、アップにする時は画面内の情報を増やした。あいちゃんの子供らしさも出していきたかったため、椅子に座っている時に足をブラブラさせたり、少しイラッとする踊りなど。コンテの時点でオーダーした。あいちゃんは可愛いけどちょっとムカつく感じに、逆に天ちゃんは表情をあまり出さないけども、たまに感情を出す所で子供らしさ(地団駄を踏むなど)を出した」

という話も。

 そして、事前に課題提出の連絡がアニセミから着ていたので、提出した物に対しての講評。1部はキャラを描くという事で、課題は「可愛く拗ねているあいちゃん・天ちゃんを描く」という物。あいちゃんの全身絵を描いた方の絵を矢野さんその場で作監修正。出てきた絵がすでに上手い感じだったのですが、足先の向きや、腰回りを修正していくと、もっとそれっぽくなるのが凄かったす。そして、さらっと描いちゃうのもさすが。

 矢野さんが課題に対して事前に描いてきてたあいちゃんの画像も紹介されましたが、八一の目線から見ているあいちゃんをイメージしたイラスト。

 ↑このツイートの画像2枚目。

矢野さん曰く、「女の子は上から見ると可愛く見える。上目づかいとか」との事。カメラ(目線)アングルを意識して描くとシチュエーションが想像しやすいそうです。ちなみに、柳監督も、矢野さんもキャラクターを描き始める時は目から描くそうです。自分はイラスト描く時に最後に目を描いてたから、目のバランスが悪くなる事が多かったので、参考にしてみたいと思った次第です。

 そして、「天ちゃんも描いてくれた人がいまして〜」って送られてきた課題絵をゴソゴソっとしてたら自分の描いた下手な絵がスクリーンに映し出され、心臓止まるかと思ったwその場で添削は無かったけども、その絵を参照してくれたのかは不明ですが、キャラの向きが似た絵を矢野さんその場でさらさらっと描く。あげく色も塗る。速い。さすがである。こういった、絵を描く場合

「キャラ表は基本見ながら絵を描いている。表情に関しては無視するけども、服やパーツなどを間違えないようにしている」

という事だそう。そうこう言いながら天ちゃんのイラスト完成。さっきのツイートの3枚目のイラスト。

 

 そして、1部のまとめにはいります。

「可愛さとカッコ良さを両方出したかった。シーン毎の表情やキャラクターの性格などは監督とすりあわせていった。」

「すりあわせてた事で、お互いの認識のズレをなくしていった。」

「表情を描く時には自分の体験なんかも大切にしている。絵を描く上ではパースなどの技術的な部分も大切だけど、自分自身がストックしている感情も大切。喜怒哀楽などを常に意識して、ストックを増やしている。」

「とにかく絵を描くときには物を観察するのが大切。物の対比(サイズ感)など、そこを意識するだけでだいぶかわってくる。動きや表情なんかもしっかり観察していく。」

という事。

 

そして質疑応答という形で数問質問が参加者から出てきて、それに答えるという形に。

 

そんなこんなで第1部は終了。なんと濃密な90分であったか。第1部はキャラクターを描くという事に関しての講義内容だったので、矢野さんがメインで話が進む感じでした。第2部は絵コンテ・演出の話になるため、柳監督がメインになります。

 

ひとまず、ここまで描いて結構疲れたので、本当ならイベントの内容まるっと書こうと思ったけど、ブログ自体も1部と2部にわける事にします。。。

 

後半に続く(キートン山田

 ↑後半

アニメが好きだというお話

どーも、ぼくです。気がつけば4月ですね。

 スギ花粉の季節が終わって、一安心かと思ってたら、今度はヒノキ花粉が例年の400倍とかの飛散量でとっても悲惨なことになってるとかなんとか。

 4月と言えば、色々新しい物が始まる時期でして。新生活・新学期・春アニメなどなど、、、

 アニメの話題を繰り出すとツイッターのフォロワーが減る現象もあったりしますが、めげずにアニメを見ます。なぜならオタクだから。

 

 ぼくがアニメ好きなのはもうほとんどの人が知り得てる事なので、今さらではあるかと思いますが。世代的に中学・高校くらいの時はアニメの話になると「オタクキモい死ね」というのがワンセットで言われるような時代であったので、ぼくはパンクが好きな事以外は周りに言わずに隠れオタクをやってたのです。なので、Facebookくらいでしか繋がってない過去の友人・知人はぼくがアニメオタクだなんて知らないままの人もいるわけです。(今思えば、そこで開き直ってたら、アニメ業界に進む道を選んでいたのかもしれない)今の世代はスマホやパソコンと言ったネット環境もあるから、誰だってすんなりアニメに触れられる事が出来るのはとてもいい事なのかと思う。昔はオンタイムで見れなきゃ録画→録画失敗したらビデオ発売待ちとかレンタル待ちだったし。とは言え、今程ワンクールの放送数が多かったわけでもないし、深夜帯でやってるのも少なかったし、追い掛けやすかったりもしたけど。ただネットの情報みたいなのも無いし、アニメ雑誌を買うなどしないと情報が手に入れられなかったりもしたのでした。

 

 という冒頭から始まる感じの内容が今回のお話。

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NEVER KNOWS BEST (from FLCL)

 

いつにも増して自分語りになるから興味ない人は読まなくてもいい話だし、パンクやバンドの話は関係ないです。

書き終えてみたら、とんでもなく長くなったので、アニメ好きでない人には面白くないやつ。あと独自解釈ばかりなので、あんまり業界詳しい人とかには読まれたくなさ。まぁ、自分の思ってる事をダラダラ書いただけの内容です。

 

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先日、りゅうおうのおしごと!聖地巡礼として、千駄ヶ谷鳩森神社に行った際に撮影した写真にアニメのシーンを切り抜いてコラージュしたもの。

 

 時は1995年10月、今から遡ること23年前。わたし11歳の時。新世紀エヴァンゲリオンというアニメがやるんだとクラスメイトに教えられ、時間帯も夕方だし学校終わってから見るにはちょうどいい時間だったので、見始めたのですが、コレが元凶すべての始まりだったわけです。

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小学生だった当時、こんなん見せられても意味がわからん。まぁ大人になった今見返してもあんまりわかんないけど。ただ、でっかいロボットのような物が、使徒と呼ばれる何かと戦う様子はめちゃくちゃかっこよかった。あと、小学生が見る物としてはちょっとエッチだったし、内容が重かった。これは後にしったけど、「第弐拾話 心のかたち 人のかたち」の放送ではベッドシーンを彷彿させる描写があり、PTAが激怒したという話だったし。とりあえず、ここではエヴァの詳細については割愛。

 と、すっかりエヴァに魅せられ、多分元々ハマり性だったぼくは色々調べてみたところ、ふしぎの海のナディアと同じ制作会社が作ってる事を知った。GAINAXですね。

 ナディアは1990年の放送で、NHKで放送されてたので、親も子どもに見せるには安心と思ってたのか、毎週わくわくしながら見てた記憶があったのでした。

 ただ、当時はアニメに関しての知識なんてまったくないので、エヴァに関してはアニメの作画は庵野監督や、貞本さんが描いてるものだと思ってたし、ドラゴンボール鳥山明が描いてるものだと思ってた。OPやEDのクレジットを見てても、チンプンカンプンだったし、せいぜい悟空と悟飯は野沢雅子だっていう声優情報しか知らなかった。アニメーターさんという存在がいるのを知らなかったんですよね。だから、コミックの絵柄とアニメの絵柄が違うのは紙に描いてるか、セル画に描いてるかの違いで絵柄が変わってきちゃうものなんだとばかり思ってたのです。ちなみに、セル画を知ってたのは、なんでも鑑定団とかで、古いアニメのセル画の鑑定をしたりする時があったからですね。

 んで、当時のアニメの情報源としてはアニメージュやらニュータイプと言った雑誌だったのですが、エヴァの特集をしてて、イラストの下に「イラスト/鶴巻和哉とか、「イラスト/松原秀典と書かれてるのを見て「庵野監督や貞本さんが描いてるんとちゃうんかい!」となり、それがアニメーターさんという存在を知るきっかけになったのでした。まだ当時はキャラデザに対して、作画監督やアニメーターさんのクセで、公式絵なのに絵柄の雰囲気が違うという事もたくさんあったので、不思議に思っていた部分が一つ解決したという瞬間でもありました。

 

 どちらかと言えばアニメの版権絵を見るよりも、その原画を見る方が好きだったりもしたので、そこから深くアニメーターさんの存在を追いかけるようになったのです。と言っても、そこまで選球眼にすぐれてるわけでもないので、原画をほいと見せられても、「これは○○さんの原画ですねデュフフ」なんて答えられるほどではないのですが。イラストなら「これは○○さんの!」とわかるのですが、アニメの原画となると、キャラデザや設定に寄せてアニメーターさんが描いてらっしゃるので、よっぽどクセが無いと見分けがつかなかったりもするのです。それでもアニメーターwikiを編集してる人達はここの原画は○○氏のパートってわかってたりもするから、オタクほんとすげぇってなるのです。

 僕は当時GAINAXにどハマりして、GAINAX作品をかたっぱしから見てたのですが、その中でも、天元突破グレンラガントップをねらえ!と言った、王道の作品からではなく、OVAで作られ国内よりも国外でウケてたFLCLにやられ、そこからさらにアニメーターさんへの興味が深まったわけです。

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新劇場版エヴァの監督、鶴巻和哉さんの初監督作品がFLCL

 

 結構革新的なアニメだったなと思ったのは、アニソン(特に当時のはやりはユーロビートっぽい曲調)をまったく使用せず、全編the Pillowsの曲を使ってたという部分で、スタイリッシュに仕上がってた所。ストーリー的にはやや意味がわかりにくい部分もあったけど、その辺は勝手に解釈出来たし、GAINAX内のネタを使ってメタ発言などの要素も入ってて、スタッフが楽しんで作ってる感がすごくあった。

 んで、1話の後半でメカ同士の戦いになるシーンがあるのですが、そこの原画を担当してたのが、吉成曜さんだと知るのです。

 吉成さんの原画のシーンはとにかくキャラやメカがすごくいきいきと動き回るんですよね。メカなのに、生き物みたいに動いて見えるとか。

エヴァの旧劇場版の弐号機vs量産型のシーンは何回見ても感嘆のため息がもれます。

 

 そんなこんなでアニメーターさんを好きになってから、エンドクレジットを見るのが楽しみになり、コミケではアニメーターさんのいるサークルの本か、企業ブースにて公式で出してる設定資料集ばかり買うようになったのです。とはいえ、アニメーターさんもたくさんいらっしゃるので、名前は知ってるレベルの人や、名前もわからない人もたくさんいるのです。個人的にはGAINAXからの流れで、TRIGGERのお仕事をされてる方のイラストが特に好きで、今石洋之さん雨宮哲さんすしおさん半田修平さん堀剛史さん斉藤健吾さん、などなど挙げきれないくらいに数え上げたらたくさんの好きな方がいらっしゃいます。

 他にも、現在フリーの錦織敦史さんジーベック足立慎吾さん、亡くなられてしまった金田伊功さん、フリーの渡部明夫さん(a.k.a ぽよよん♥ろっく)J.C. STAFFで活躍してる桜美勝志さんカラー平松禎史さん、フリーの保村成さん京アニからフリーの堀口悠紀子さんシャフト杉山延寛さん、、、などなど、とにかくたくさんの方の絵を見て、アニメにどっぷりはまっていったのでした。さらには、デザインの仕事をするようになってから、結構デザインの影響を受けたりもしたのです。特にスタジオで言えばSHAFTのデザイン手法にはコラージュを作る上で、多大なる影響を受けまくりました。

 

 そして、ぼくがとりわけ好きなアニメーターさんというのが、project No.9所属の矢野茜さんなのです。2018年の1月から放送されていたりゅうおうのおしごと!ではキャラクターデザインと総作画監督をつとめていたり、可愛い人だ!とネットで話題になったりしてるので、アニメ好きな人はわりと最近よく名前を見かける方だと思います。

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Blu-ray1巻好評発売中

 

 矢野さんを初めて僕がアニメーターさんとして意識するようになった作品は、2016年の4月から放送されたネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?がきっかけでした。元々、声優の南條愛乃さんが好きだったのもあり、南條さんがネトゲの嫁に出演されるという事で、これは見ないと!と思ったのですが、その時もキャラデザと総作監をしていたため、Twitterで存在を知ったというのが流れなのです。その後調べてみたら、最初の参加作品が2013年の僕は友達が少ない NEXT」の第二原画からはじまり、ニセコイではメインアニメーターや作監を務めたり、グリザイアの果実でも作監をしていたりと、この5年で結構たくさんの作品に参加されていたようでした。

 ではなぜこんなに魅了されているのかというと、ほぼ毎日のように何かしら絵を描いてツイートしてくれてるんですよね。他のアニメーターさんもそうい方は多いですけども。矢野さんの場合は、色使いや写真の雰囲気もあるのですが、絵から暖かみがを感じられる物が多いのです。

 女性のアニメーターさんでありながらも「服を描くのはめんどうだから、裸を描くのが好き」と言いつつも、実際の所結構中身がオヤジな部分が見受けられるので、ほんとは女の子の裸好きなんじゃねーかって思っています。

 また、矢野さんは自分の手がけたキャラクターに対しての愛情がたくさん読み取れるのですが、ぼくが好きなアニメーターさんというのは、だいたい自分の手がけたキャラクターへの愛情が深いのです。前述のすしおさんなんかは特に、キルラキル満艦飾マコが好きで、未だにマコを描き続けていたり、そういうのを見ると、単なるクリエイターではなく、作品の産みの親であり、この方々がいないとこんないい作品に出会う事は出来なかったと思えてくるのです。そういう意味で矢野さんのツイートする絵からは多くの感情が読み取れます。最近はりゅうおうのキャラが多いのですが、たまにネトゲの嫁のキャラも描いてたりもしてくれてます。そうすると、普段顔の見えない仕事をされているアニメーターさんの姿がキャラクターにダブって見えるんですよね。実際、ぼくは矢野さんの顔を知るまでは、ネトゲの嫁の亜子とダブってましたし、すしおさんに関しては、キルラキルの蟇郡とダブって見えてました。半田さんなんかは未だに「リトル・ウィッチ・アカデミア」のアッコの姿に見えてます。そうやってダブって見えてくるようになると、ラクガキ(とてもラクガキレベルではない代物)と称してTwitterにあがった絵から、その時の感情なども読み取れる気がして(気がするだけ)、作品と制作陣は表裏一体なんだなという気にもなってくるのです。あと、人柄って絵柄からわかりますよね。とくに、芳垣祐介さんは、Twitterに日々の日記のような物を、コメントも載せず、イラストだけ淡々とアップしてるのですが、そこからはTRIGGERのスタッフ皆様方が、芳垣さん好き!と言う理由がわかるくらいの人の良さが溢れてます。

 2018年の2月末に、矢野さんは週プレのインタビューを受けており、その際に週プレ側から「ルックスが話題になりますが…」という質問に対して「(ルックスで)贔屓されて作監やキャラデザをやってるとは思われたくないんです。ルックスは関係なくて、完全に実力の業界だと思うので。」という返答をされており、この発言こそ、ぼくが矢野さんを好きである所以でもあったりするのでした。おそらく、この話題のせいで、言われも無い事を言われたり、足かせになった面は多々あったかと思いますが、本人はそこをまったく見せないのでハートの強さを感じます。僕自身は会社は変われど、ずっと印刷業界にいて、帰れない・休めない・給料安いという苦難を味わってきてるんですけど、アニメ業界もそこに近い部分が見受けられるので、そこを乗り越えてなお仕事を出来るのは、よっぽど仕事が好きか、中身が男っぽい部分があるからなんだろうなと思ってみたりもしてます。

ご本人のTwitterより、こんなん普通はしませんわね。ぼくも昔は会社の床に段ボール敷いて寝てました。

 

 Twitterというツールは非常に便利な物で、簡単にこちらの思いを伝える事も出来たりするので、アニメの感想や同人誌の感想だったり、なにかあればイラレやフォトショを使って画像を作り、アニメ制作お疲れ様でしただったり、感謝の気持ちを込めて送るのですが、そこに対して返事をいただけるのもありがたい話です。たとえば、声優さんやアイドルだったりすると、リプライやファンレターは送れど、そこに返事をもらえる事はあまりないです。アイドルだと、地下アイドルだったりしたら規制がゆるいのでまた別ですが。矢野さん含め、過去に数名のアニメーターさんからTwitterで返事をもらったりした事もあるのですが、皆さん物凄く対応がいいのです。忙しいはずなのに返事をくれたりするとアニメーターオタク冥利につきるってやつですね。とはいえ、人と人ですし、距離感を間違うわけにはいかないので、馴れ馴れしいリプを送ってる人を見ると、こっちがイラッとしたりもして、自分はまじめだなーとか思ったりもしちゃうのですけど、そういう横柄な態度で芸能人や有名人にリプ送れる人ってどんな神経してんのかと思ったり。矢野さんへのコメント欄見ても「矢野さんかわいい!」とかしかツイートしないのもいて、絵を見なさいよ!!と、そして週プレのインタビューを暗記するまで読め!とも思ってしまったり。

 と、気付けばアニメへの思いの話から、いつの間にかぼくがどんだけ矢野さんのファンであるかを語ってる内容になってたので、方向を元に戻します。まぁ実際、アニメーターさんという観点だけでなく、人としても女性としても好きなのですが(照)

 

 アニメが好きな人と話をすると、必ずといって言い程にあがる話題としては、「一番好きなアニメって何?」だと思うのですが、ぼくの場合は簡単に「これ!」と言える作品が無いのです。当然ジャンルの違いもあるし、絵柄の違い声優さんの違いなんかもあったりするので。強いて言うならと言うのであれば、やっぱりエヴァになるのかなぁと思うんですけど、でも他にも同じように好きな作品はたくさんあります。繰り返し見て楽しめる作品というのが好きな作品なのであって、THE IDOLM@STERも好きだし、マクロス化物語もシリーズ通して好きだし、交響詩エウレカセブンも好きだし、最近だと三ツ星カラーズは大ヒットだったし、一番好きというものを決めなくてもいいのかなぁという気もしてたりします。自分の好きなジャンルもバラバラだし泣けるのがよかったり、笑えるのがよかったり様々…。

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アニメのアイマスは監督が錦織敦史さんで、最高の出来でしたね。

 

 もうひとつ、アニメを見るモチベーションの一つになるのは、キャラデザを担当した人であったり、監督だったりしてるのは一つの要因でもあったりします。それで見逃してて、後で話題になってから「あーリアルタイムで見ていたかった!!!泣」なんて事もあったりしてしまうので、なるべく見れる物は見ようと最近は思ってたりもします。

 どんなアニメであっても、たくさんの人の手で作られてるので、監督・アニメーター・声優とクローズアップされやすい部分以外にも、音響・撮影と言った方や、制作進行管理の方、宣伝するスタッフなどなど、多方面に渡って人が絡んでるわけですよね。その辺の仕組みの部分はP.A. WORKSSHIROBAKOを見ると、面白く理解できていいかと。

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SHIROBAKOはアニメを作る人達の様子がアニメで見る事が出来ます。

 

 なので、アニメを見るときは感謝の気持ちを忘れないようにと言うのは心がけてたりもしますが、やっぱり作画崩壊は気になっちゃうものでして。つい最近だと、メルヘン・メドヘンが話題になり、2週休んでテコ入れして再開となってたものの、それでも休み明けの回は改善されてなくてTwitterでは祭になってたりもしてたのです。ぼくも驚いてちょっとツイートしてしまったりもしたけども、元々キャラ原案がカントクさんで、キャラデザ・総作監森川侑紀さんだったのもあり、ファンタジーな世界観が表現されるにはいい人達だなと思ってたので、個人的には結構好きな部類のアニメでした。11話と12話は放送時期未定のまま放送終了してしまったけども、いつか無事放送してほしいなと切に願うのです。

 逆に許せない作画崩壊というのもあって、「バンドリ」なんかはESPのギターとのコラボもあってか、主人公達の使う楽器はCGで作り込まれ、本物に近い雰囲気で描かれていたのに、モブのバンド達の楽器はなんじゃこれレベルの作画でした。仮にもバンド物というなら、そこきちんとやれよと。あとあれは主人公に難ありすぎて最後まで見れなかったな。あとキラキラ星な、ある意味スワンキーズよりノイズだった…。

 まぁぼくはそこまで超キビシい目でアニメ見てるでもないので、よっぽどで無ければ親のカタキのごとくガーッと批判する事もなく、ただひっそりと視聴を打ち切るだけなのですが、、、

 ここ最近だと京都アニメーションヴァイオレット・エヴァーガーデンの作画が驚くほどによかったです。1話は初めて見る人にいい物を見せる為に、多くのスタッフを投入して作画バッチリ!になる事が多いようですが、この作品では全13話すべてがそのクオリティだったというのが驚きでした。

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感情を持たない元兵士が手紙の代筆人となり、感情豊かになっていく、とにかく泣ける作品。それが「ヴァイオレット・エヴァーガーデン

劇場版とかのクオリティを毎回繰り出すなんて、京アニは変態かと。まぁ絵柄がリアリティを増してきたここ最近以前の作品でも、細かい部分までしっかり描き込まれてるというので定評のあった京アニなので、ある意味納得と言えば納得ですが。

 

 現在は3Dだったりデジタル制作の環境が整っているので、作画がキレイになった作品は多くなりましたよね。とりわけメカなんかはすごい緻密になってます。これはこれで、技術職なので、その操作が出来る人はとにかく凄いと思うのですが、やはりマクロスの劇場版愛・おぼえていますか1984年作品)を見てしまったら絶句するレベルの作画。あんだけ緻密なメカや派手な戦闘シーンがすべて手作業っていうんですから、これぞ職人技です。美樹本晴彦さんが描いたと言われるリン・ミンメイはテレビ版と比べるととんでもなく美しかったです。この辺りのアニメは物心つく以前に生まれる前や生まれたばっかの時分なので、当然後追いで見てるのですが、初代マクロスのテレビ版での作画大崩壊からの、愛おぼ劇場版での超神作画への話ってのはググると色んなネタが知れて面白いです。特に、板野サーカスという手法の産みの親である板野一郎さんの逸話や、当時の回想嘆なんかは面白いので読むといいかもです。

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こういう糸引くみたいにミサイル放出されるのが、板野サーカスね。

 

 と、ここまでひたすたダラダラと書きましたが、まだまだ語り尽くせぬ思いはあったりもするので、アニメ好きな人は暇な時間があったら一緒に語らいましょう。作画どーたらなんてのも書きましたが、面白いアニメが見れたらそれだけで感無量です。キャラに萌えてハァハァするもよし、声優さんにハマって声豚になるもよし、内容から何かを感じ取って自分の糧にするもよし。アニメの楽しみ方はたくさんあると思うんですよね。

 日本はアニメ大国と言われてるので、世界中のアニメファンが日々日本に来てはアキバを満喫したりしてるわけですが、ここ最近はアニメ業界の給与や勤務体系がブラックだと話題になるばかりで、こんな寂しい話はないなと思うのです。クールジャパン(笑)というわけわかんない政策のための宣伝費だったり、そういった部分をクリエイターに還元する事の方がよっぽど必要だと思います。いい物は宣伝しなくたって、今の時代SNSとかで勝手に広まるんだから。これに関してはアニメ業界に限らず、物作りの現場全てに言える事でもあるとは思いますが。こんなんじゃ技術が衰退していく一方です。10年先も20年先もアニメを見てワクワクする気持ち、感動する気持ち、笑える気持ちって言うのは味わっていたいものです。

 

 しかし、、、いつものブログより文字数めちゃくちゃ多いな、、、(汗)

 

次の日記はまた過去のバンドのお話で思い出し日記書きます(予定)

ではまた。というかここまで読んだ人いるか謎。読んでくれていたら、ありがとうございます。

思い出し日記的なやつ【その4】

どうも、ぼくです。

前回の更新が2017年の8月25日でした。

一年すぎるのってあっという間ですね。とっくにあけてました、おめでてー気分もさよーならしてた。

 

 前回のブログの最後に、「次回こそは早く更新するぞー!」なんてかいてたけど、200日以上経過するなんて、誰が思ったでしょう。まぁそこまで需要あるとも思ってないし、なんなら自分の思い出し日記的なやつで、過去の記憶をボケて忘れないうちに、インターネットの海の中に垂れ流してるようなあれなんで、更新するだけでもまだマシと思ってくだしあ。(でもたまに、昔からの知り合いに「あれ、色々思い出せて楽しいよ」なんて感想もらっちゃったりもするから、正直それは嬉しかったりもする。)

 アクセス数が多ければ、ぼくもブログに広告のっけて、アフィリエイターになって大金持ちになるんだけど、そんな感じのブログでもないしまぁこんなもんだ。

 

これまでのあらすじじゃよ

思い出し日記的なやつ【その1】 - ∞┗ノょ~ㄘん∞の日記

思い出し日記的なやつ【その2】 - ∞┗ノょ~ㄘん∞の日記

思い出し日記的なやつ【その3】 - ∞┗ノょ~ㄘん∞の日記

思い出し日記的なやつ【番外編】 - ∞┗ノょ~ㄘん∞の日記

 

 さて、今回ブログを久々に書こうと思ったきっかけというのはですね2018年の3月24日(土)に、札幌のスタジオ1989 スタジオ1989 )さんにて、わたくしめが現在やってる、TODESRIEBのライブがありましたものでライブをしに行ってきたのですが、そこでTHE DRUNK BOi!Sを10年とまでは言わないけど、7〜8年ぶりくらいに見まして、STAY PUNK! STAY FREE!だ、懐か死ぬ!!って思ったのがきっかけだったりもします。

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ライブのフライヤー。スタジオ1989さん、ほんとにありがとうございました!

 

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懐か死ぬと思った2018年最新型のTHE DRUNK BOi!S

 

 200日以上前に書いた前回ブログの最後にはあちしの昔やってたSMASH COCKSの時活動の事を次のブログに書く的なそんな風な雰囲気の締めくくりをしてたのですけろ、当時ぼくがどっぷりだったいわゆるPOGO・STREET PUNKなバンドをまとめてみようかと思いました。SMASH COCKSの話はまた持ち越します。

 

ここまで駄文

ここから駄文

 

 いわゆるPOGO・STREET PUNKなバンドにどっぷりになるきっかけというのは、前回の日記に書いてたTHE DiSCLAPTiESを見に行ったのが始まりだったのです。多分2003年くらい。

THE DiSCLAPTiES(千葉)

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見た目の派手さとスピード感、スネアの甲高い音に、シンガロングな歌詞、どれをとってもかっこよくて、当時活動してたバンドでは一番ライブ見に行ってたバンドだと思う。ぼくの一番好きだった曲が、Under Degree Starでした。

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POGO MACHiNE

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みんな大好きPOGO MACHiNE!!!ぼくは鋲ジャンを作る時に、背中にペイントするよりも先にまず袖にPOGO MACHiNEと描きます。これほんと。

2003年頃って、TOM AND BOOT BOYSは活動してない頃だったので、POGO77からリリースしてるPOGOパンクの代表格みたいなとこもあった。未だによく聴いてるけど、多分死ぬまで好きなバンド。

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POGO or DiE は永遠のアンセム!これ間違いない

 

SHiT-FACED

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SHiT-FACEDもPOGO MACHiNEと並んで、POGO77からリリースしていたPOGOパンクの代表格でしたね。KAZOOさんの歌い方は後世や他国のPOGOパンクバンドに多大な影響を与えてる気がする。DOLLか何かのインタビューでTOY DOLLSを意識してるって言っててメンバーから「え?」って反応あったけど、ぼくも読みながら「え?」って思った記憶。SHiT-FACEDも大好きだったな〜

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TOM AND BOOT BOYS

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SEX ATACK今村お父さんの率いるTOM AND BOOT BOYSは華麗なる復活をとげ、その後解散詐欺をはたらき、いまもなお活動中。ぼくは復活してから見てるのですが、当時はTOMのファンで一緒に見に行ったりしてぼくをPOGOパンクの世界に連れ込んだTAKA-44さんが、今TOMでドラム叩いてるというのもなんか面白い話だなぁと。

今村さんにはCでよくお世話になってます、ありがとうございます。

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THE SPECTATORS(福岡)

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知った時には解散してたのでライブしてるとこは見た事ないんですけど、CLOCKWORK スタイルのドルーギーSKA&POGOなバンドで、その手のバンドの中ではぼくは一番好き。願わくは、一度でいいからライブ見てみたかったけど、結構前に、ケンタロー(エレクションズ)が九州で元メンバーと飲む機会があったようで、再結成しないか聞いてみてと頼み、聞いてもらうも「それはないな〜」という答えがあったそうです(泣)

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HAT TRICKERS

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HAT TRICKERSのライブを見て、白いズボンを買ったと言う人が周りに何人かおりましたな、、、当時のギターのケンジさんが、今はボーカルになり現在も活動中。当時から、ライブの時のビジュアルなんかのこだわりも凄かったけど、今なおそのこだわりが進化し続けてて、魅せられるライブをしてますね。

最近うまい事見に行けるタイミングがあわないのもあって、ここではあえて以前のメンバーの時の曲を。

THE SPECTATORが陽なら、HAT TRICKERSは陰のような雰囲気とぼくは勝手に思って聴いてるです。

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PIG FOOD(群馬)

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写真検索してたらメルカリに出品され、SOLD OUTになってました。

北関東POGO ATTACKという、当時一大センセーションを巻き起こした北関東3県バンドの3WAYに収録されてた群馬代表ドランクパンクPIG FOOD。ちなみに他のバンドは、THE パンパ〜ス(栃木)と、ROTTEN BEANS(茨城)でした。

マモル(Ba. Vo.)は結構とんでもねーやつ現れたな〜と思ったけど、一見マトモそうなタケボー(Gt.)も結構ネジぶっとんでたし、ケイワ(Dr.)なんかネジ100本くらい足りない感じで最高なメンバーだった。今はタケボーがドラムになり、イッシー(ex. DEAD MOUSE)がCOOKING CASPERと掛け持ちしながらギターという編成。

このバンドに出会って、北関東というか足利のシーンの人達と仲良くなれたので、ぼくにとっては結構デカい存在のバンドだったりもするのです。

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THE DRUNK BOi!S(北海道)

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今回のブログ更新のきっかけになった札幌のTHE DRUNK BOi!S

コード1コだけで曲やってみたり、メンバー3人のコーラスの掛け合いが上手かったり、メロディが一度聴いたら忘れられないくらいの曲だったり、POGOパンクのバンドの中でも特に目立って音作りをしてたような印象があったのです。当時はメンバーにマイちゃんがいたので、女性のコーラスが入るPOGOバンドって、(うちらSMASH COCKSは女性ボーカルだったけど)他にあんまいなかったような気もする。いたっけ?あんま覚えてないやw

この世代のバンドが今でも同じようなスタンスで、新しい曲をやりつつも、昔からやってる曲をずっとやっちゃうの見てると不器用な感じもしつつ。それがすごくカッコ良く見える。ぼくにとっての青春パンクってのはやっぱりこういう感じ。

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THE ERECTiONS(広島→東京)

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当時は「ワシらが広島のTHE ERECTiONSじゃ〜!」なんて言葉からいつもライブを始めてたエレクションズも、ケンタローが東京に出てきてからはすっかり東京のバンドになってしまった感。昔はDISCOKSのフォロワーバンドだなんて揶揄する声も結構聞いたけど、ケンタロー本人がそこをまったく気にする事もない感じでひょうひょうとライブやってて、そして気付けば元DISCOCKSのナカチンさんがギター弾いてるんだから、そう考えるとケンタローは貫き通しててすごいなっていつも思う。

ちょっとした用事で出かける時ですらトロージャンをばっちり立てて、鋲ジャン着込んで出かけたり、その格好でティッシュ配りのバイトとかしてて、気付けばパズドラのCMに出てたり、ソニーウォークマンのCMに出てたり、極めつけは乃木坂46のPVに出てたりと、なんだかマルチな動きをしてますが、だからといって、全く驕ったような態度にもならず、そういうところがケンタローが好かれる所なんだと思う。というような事を本人に言うと「当たり前じゃろ、だってワシよ?」みたいな事言われそうだから、面と向かっては言わないw

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仕事中にふと思いついて書き始めたものの、ちょくちょく忙しいタイミングがあって、あんまり書けないうちにもう19時ですよ。

まだまだ書きたいバンドの事はあるのですが、ひとまずこの辺で。なぜならもう帰りたいから。

という事で、次回更新は未定。震えて待て!忘れた頃に更新予定。

 

思い出し日記的なやつ【その3】

 えっとですね、6月頭に番外編を更新してからですね、そろそろ次のを更新しなきゃなーしないとなーと思ってたんですけど、なんだかんだとライブだとか、仕事だとか、ツイッターだ、コミケだ、と個人的に忙しかったりなんだりして、放置してました。

 別に求められて書いてる物でもなかったので、まぁいっかなーなんて思いつつも、昔から知ってる友人達からは「懐かしいねー、あの時はこうだったねーw」なんてお言葉をもらったりもしつつ、まぁ言っても思い出し日記なので、過去の事を記憶にとどめておけるうちに書いておこうと、そう思ったりしたのです。重い腰が上がったのです。

 

 とはいえ、番外編をはさんだ物で、前回どこまで書いたかあんまり記憶に残ってないので、今過去のやつを読み返したとこー。ふむふむ。

 

前回のやつ

思い出し日記的なやつ【その2】 - ∞┗ノょ~ㄘん∞の日記

さらにその前

思い出し日記的なやつ【その1】 - ∞┗ノょ~ㄘん∞の日記

 

 前回のを読んでみると、若かりし頃のりょーちんがいよいよUNDER GROUND RIOTなパンクシーンの中に飛び込んだくらいの所で止まってました。

 こんなトコ↓

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 左上の方に緑のそでの鋲ジャン着たメガネのパンクスがOi! Oi!と手をかかげてますね。そうです、僕です。ライブをやってるバンドはそうです、THE DiSCLAPTiESです。前回日記の最後の方に、TAKA-44氏に誘われ始めて行ったディスクラのライブですっかりハマってしまい、ディスクラがライブをやるぞー!と聞けばあっちゃこっちゃ行ってたもんです。

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 当時聴きまくってたディスクラの1st album "LET'S START PUNK PARTY"

新宿・渋谷のタワレコでも取り扱いがあった辺り、当時の勢いのよさがありますね。

 

 その当時(大体2003〜2004年頃)POGO PUNKやSTREET PUNKと言われるキャッチーなメロディーのハードコアパンクが流行っておりまして、特にディスクラは勢いがあったバンドでした。ライブも多かったし。だいたい小岩eM seven池袋マンホールもしくはAdmあたり、ちょっとゴリゴリな企画だと初台WALL西荻窪Wattsってな感じでした。

 で、とりあえずそれなりに客が入ってたとは言え、すんげーバカみたいに客がいるってわけでも無かったので、何回か通ううちにディスクラのメンバーとも親しくなり、バーベキューしたりもしてたw

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 当時のメンバーはアライさん(Vo. Gt. / 現 RAISE A FLAG)、コージ・ジャージ(Ba. / 生きてるみたいだけど消息不明w)、シュンさん(Dr. / 現 STAGNATiON / C / THOUGHT CONTROL / LOST PARTY)の3人。アライさんはほとんどお酒飲まない人で、対照的にシュンさんとコージがとにかく泥酔。ドランクパンクを体現してるくらいひどい飲みっぷり。いつもワインのボトルとか焼酎のボトルとかを抱えながら500ml缶のビール飲んでたw そんな感じな雰囲気と、キャッチーな音の雰囲気から、当時の若い連中から圧倒的支持をうけてたような気がしてます。

 ディスクラのメンバーは、年が10個くらい上の先輩バンドでしたので、なんかやたらと可愛がってもらってました。特にシュンさんとは、その後10年以上に渡り、船橋で事ある毎にと言うか、事無くても飲み歩く仲になったり、一緒にバンドやったりするようになるとは当時思ってもいませんでしたw

 

 と、ここまで書いててディスクラの紹介文みたいになって来てるぞと思ったので、話題の方向性を修正。とりあえず毎回いる客はそのうち仲良くなり、いつもつるんだりするようになったのですが、ライブ経験も浅い若手バンド達の中でも当時精力的だったのが、4 SPiKESでした。4 SPiKESを中心にして、池袋パンクシーンなんつー物も出来始めたというか、勝手にのたまってたというか、とにかく、その中にいる事がまぁ楽しくてしょうがなかったです。

 余談ですが、今村さん(TOM & BOOT BOYS)からは数年前に「今もまだ(シーンに)残ってるから言うけどさ〜、当時は言わなかったけど、池袋軍団みたいなの、アレ嫌いだったんだよね〜笑、すごく内輪感あったし、ガキっぽかったし、皆数年でいなくなると思ってたよ〜笑」的な事を言われ、その話を井上さん(下北沢KILLERS)に話すと「ぼくも嫌いだったね〜笑」と言われましたw当時他の地域のバンドとか、ちょっと上の世代と中々対バンする企画がなかったのはそう言う事だったのか、なるほど、と思った物ですw

 この位の時期って、ちょうどTOM & BOOT BOYSが活動してなくて、POGO MACHiNESHiT-FACED辺りが、いわゆる若手バンドの最前線にいるような感じがあり、今でもこの2バンドはぼくにとっては凄く思い入れがあり、特別かっこいいバンドの筆頭でもあります。

 

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4 SPiKES。みんな派手でしたね当時w

 

 当時他によく見ていたバンドと言えば、Boob$ Shit、NO EVACUATiONS、CHARGed BRUTALITIES、ONE ANMED BANDiT、Stoops、DISDOMESTIC VIOLENCE、EFFECT、mind of asian、、、うーん、もっといたけど思い出せないw当時の日記的な物がネットの海で見つけられるかなと思ったら、魔法のiらんどのページは消滅、ポケスペも消滅w今は職場だから、過去のフライヤーとか漁れないw

 まぁとりあえず、もっとたくさんのバンドを見てました。今も活動してるバンドもいれば、解散しつつも他のバンドをやってる人達もいるし、今はどこで何してるのかもわからない人達もおるわけです。

 そんなこんなで、「バンドやろうぜ!」な雰囲気が今よりもつよく、また若いのがたくさんいたので、バンドくらいしかする事ねーわ、って人達がわんさか集まってたくさんのバンドが生まれる事になるのです。

 ご多分にもれず、ぼくのとこにもバンドやりませんか?のお話が。タマ君から、「カオリちゃんからバンド誘われたんだけども、他のバンドをやる事で動いてたから断ってしまって、りょーちんギター出来る?」というお話。ちなみにタマ君が組んだバンドというのが、The DiSCLOWTER。そんで、あたしもまぁ暇だったりもしたので、「やるやるー」と。

 んで、カオリに連絡し、「とりあえずベースは決まってるからまず3人で会おう、ベースの人は会った事ないと思うから紹介するよ!」なんて話に。

 新宿駅前で待ち合わせをし、到着を待っていると、2人の老婆が「あのーすみません」と、道聞かれるのかと思ったら「今お時間ありますか、素敵な話があるのでよろしければお茶でも」って逆ナン?いや、宗教の勧誘かマルチだ、めんどくさそうだしそんなクソみてーなもんやらねーよ!見ろよ鋲ジャン着てるんだぜ、パンクだからな!って思いを精一杯こめつつ、相手を傷つけないようにやんわりと「あ、待ち合わせしてるんで、、、」と断る。すると、視界の端で笑ってる男女が。カオリとノリタカ君でした。終始見ていたそうです。助けてよ(泣)

 そんで、どっかの喫茶店かなんかに入って、まずバンド名を決めようと。カオリがボーカルだから、女Voのパンクバンドとして、男なんかに負けないぞ!みたいな名前にしたいというテーマが。なんやかんや話をした結果、SMASH COCKSというバンド名に落ち着いたのです。

 あとはドラムを探すだけだ〜!なんつって話になってた所、まちゃんが「ドラムやっった事無いけど練習するからやりてー!入れてくれ!」って名乗りを上げてくれたので、よしやろう!と。これでメンバーが揃ってやっと練習できる状態になったのでした。改めて、メンバーは、KAORI-CAT (vo.) RYOCHiNG (gu.) NORi-TAKA(ba.) MAッチャン(dr.)の4人です。

 

 えー、ここまで書いて疲れました。上から読み返すとたいして書いてないんだけど、色々思い出しながら書くのはアタマ使うんですね。

 次回からはSMASH COCKSの活動のお話を書いていこうと思います。

 今度こそ少し早めに更新するぞー。多分。

思い出し日記的なやつ【番外編】

 過去の記憶を掘り起こしながら、ブログをその2まで書き、はやくも番外編。

 当時の思い返しではあるので、実際は番外編ではなくて、話を膨らませる物になるんだけど、それが膨らみすぎるのかなぁと思ったので、番外編という形にしました。

 

 今日2017年6月5日で、世界が日本に誇るD-beat master こと、DISCLOSEの川上さんが亡くなられて丁度10年になるのですね。

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 個人的に交流があったわけではなく、ただ一方的に憧れ尊敬してる川上さんとの少しばかりの思い出を10年の節目なので記しておきたいなと、思ったので。川上さんの人となりといったような話は出来ないので、その部分を知りたい方はK-CLUBさんのブログを読んでいただいた方がいいですね。オーナーの井上さんの書く川上さんへの愛の溢れたブログはすごく面白いです。

 今日は世界中のD-beat狂いの人達がDISCLOSEの音源を聴き、DISCLOSEのTシャツを着て過ごすのではないのでしょうか。かく言う自分も、今日はKAWAKAMI FOREVER 2015のTシャツを着て出社、会社に着いてすぐにこのブログを書き始め、仕事の合間合間に書いているわけですがw

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 ぼくがDISCLOSEを初めて聴いたのは、2003年に男道レコードからリリースされたTERRO-RHYTHM #1でした。それまでは海外のパンクとかはまぁ有名どころはそれなりにって感じで聴いてはいたのですが、日本のパンクで、しかもハードコアパンクにはまだまだ疎く、埼玉の田舎ではあまりそういった音源やバンドの情報を得る事が出来ませんでした。前回のブログに書いてた後半の辺り、原宿に行きまくってたのがちょうどそのくらいの時期かなーと。

 んで、原宿行ってから新宿のディスクユニオンに行くなんて事が結構増えてきて、新宿のディスクユニオンで、前述のTERRO-RHYTHM #1がリリースされた時にそれを手に取りました。その時は当然、男道レコードというレーベルを知ってたわけでもなく、そのVAに参加していたバンドを知っていたわけでもなく、ただ800円という値段に惹かれて買ったのを覚えています。収録バンドは、DISCLOSE、It's You、CONTRAST ATTITUDE、CONGA FURYの4バンド。後々、男道レコードの名物激安最高級コンピとして、CONGA FURY以外のバンドは入れ替えで#7までリリースされてました。どれも極悪最強最高な音源なので、興味のある方はぜひ聴いてみてください。リンクはDiscogsのTERRO-RHYTHMのページ ↓

Terro-Rhythm - CDs and Vinyl at Discogs

 話がそれたけど、そのVAを聴き、轟音D-beatにやられたんですよね。1曲目がMass Death And Destructionで、「すげー激しい音なのに、なんでこんなシンガロング出来ちゃうような歌詞なんだ!」と。実は高校2年生の時にだんだんパンク・ハードコアが馴染んできて、少ないバイト代を使い色々中古で買うようになって、もちろんDISCHARGEも買いました。Clay Punk Singles Collectionというシングル集だったんですが、

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実は買った当初は耳に馴染まなくて、あんまり聴かず、初期パンクや、ADICTSBLITZと言った、聴きやすく歌いやすいパンク・ハードコアに傾倒してた当時のぼくにはDISCHARGEのカッコ良さがあまりピンとこず、数回聴いてお蔵入りしてたんです。だからDISCLOSEを聴いた時に、それがDISCHARGEのスタイルを継承しているとはすぐには気付かなかったんですよね。だからDISCHARGEを好きになるきっかけが、DISCLOSEだったいう、普通なら逆だろというそんな事になったのですw

 それと、D-beat好きな人の家に行けばだいたい置いてある、DISCLOSEディスコグラフィーRaw Brutal Assault Vol. 1・Vol.2が発売され、これもとにかくひたすら聴き続けたのでした。

 それでまぁとにかくDISCLOSEにやられ、しびれ、でも高知のバンドだから中々見る機会がないなぁと思ってたら、そのVA・ディスコグラフィーが出た翌年の2004年5月3日、高田馬場AREAにてCONFLICT FOR FREEDOMという大きなイベントがあり、そこにDISCLOSEが出演すると。作ったばかりの鋲ジャンにVARUKERSのTシャツを着ていったのをよく覚えています(というかそのVARUKERSのTシャツ、ボディが白なんだけど、緑に塗った鋲ジャンの袖のポスカが汗で一部Tシャツにしみ込み落ちなくなり、それで覚えてるんだけどw)。TOM & BOOT BOYSや、POGO MACHINEEXTINCT GOVERNMENTHAT TRICKERSも楽しみだったんだけど、でも一番はやっぱりDISCLOSEだった。CONFLICT FOR FREEDOM 2004のビデオを持ってる方はDISCLOSEの時にハット被った鋲ジャンがステージ前を右へ左へピョコピョコ動き回ってるのを見る事ができますが、それが19歳の私ですwちなみにそのライブの帰りにまちゃんを誘ってSMASH COCKSが形になるのですが、その話はまた今度。

 その時は物販でステッカーとバッジを買ったと思います。ちょうど物販に川上さんはおらず、なぜか物販にいたリッキーさん(EXTINCT GOVERNMENT)にお金を払って買ったのを凄く覚えています。あれはあれで凄く緊張したなw

 そのステッカーをプラスチックのバッグに貼って、専門学校に通ってたんだけど、喫煙所にいた時に、学校の教員室の事務担当のお兄さんというか職員なんだけど、その人がステッカーを見るなり、「あれ?川上君まだDISCLOSEやってるの?」って言ってくるから、なんだこの人わ??と思ったら、ANODEの初代ドラマーだったそうで、男道からEPをリリースした際に高知に行き、川上さんと男道オーナー井上さんから死ぬ程酒を飲まされたって話を聞かせてくれましたw

 次にDISCLOSEのライブを見たのはそれからだいたい1年半後くらい、2005年下北沢のベースメントバーでのライブ。その時は他でなんかおっきいイベントがあったみたいで、皆そっちに行くと言い、タマ君(当時 TOiSRUS)と2人で行ったのでした。会場につくと、ちょうど機材搬入してたタイミングだったようで、DISCLOSEワゴンが会場前にドカーン!と停めてあって、それ見てタマ君とぼくは完全にミーハーになり大興奮!大きいイベントのウラだったし、DISCLOSE以外の出演者はハードコアバンドでは無かった記憶があるけど、誰だったか覚えてないようなイベントだったためか、かなり客は少なかったのを覚えています。

 最前に張り付き、川上さんのすぐ前に陣取り、間近であの轟音を体験したのでした。始まる前に置かれているアンプやギターやエフェクター類をタマ君と2人ですげーすげー言いながら見てました。そのライブで撮った川上さんの写真がこれ

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当時のガラケー画質&mixiにアップロードしてた写真を引っ張ってきたからかなり画像が荒いけど、こんな間近で見れたのが今でも夢ではなかったと思わせてくれる大事な写真です。ライブ終わって川上さんが片付けを始めた瞬間にタマ君が「セットリストもらっていいですか!?」ってモニターに貼ってあるセトリもらってたけど、タマ君普段そんなキャラじゃないからビックリしたw川上さんも「ええよ〜持ってって〜」って。

 そんで物販に行き、DISCLOSEの刺繍ロゴワッペンを買ったのです。

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このとき、このロゴと同じスタンプが押されてる小さい紙袋に入れてくれて、「うおおかっちょいい!もう1枚この袋欲しい!」と思ったので、その紙袋目当てですぐ缶バッジを買いに再び物販に行くと、川上さんが「あれ?さっき買ったばっかよね?」って言ってくれ、紙袋が欲しくてまたバッジ買いにきましたと伝えると、ガハハと笑った後に、「こんな紙袋でよかったら、毎回持ってきてるから、そんな焦らんでも、またライブしに来た時に買いにきてくれたらいいのに」ってすごく優しい笑顔で言ってくれて、「東京にもたまーにライブしに来るから、また遊び来て、今日は来てくれてありがとう」って言ってくれたのは今でも凄く覚えてる。

 結局、個人的にオーストラリアへ旅立つ日にDISCLOSEが東京でライブをやる事があって見に行く事が出来なかったり、仕事の都合で見に行けなかったりと、その後はライブを見る事が出来ず、その下北沢のライブが最後に見たライブになってしまったのでした。

 2007年の6月からぼくは仕事で仙台に引っ越す事になり、6月4日に仙台入り。そして川上さんの亡くなられた翌6月5日、まだ部屋にコンポが無かったので、iPodをスピーカーにつなぎ、DISCLOSEを聴きながら新生活の準備をしてたのです。翌日、mixiを見ていると、川上さんの訃報が。いや、昨日DISCLOSE聴きながら新生活準備してたのに!と凄く動揺しました。

 川上さんの動向は気になっていたので、Goatworshipperも当然チェックしていたし、その影響でハーシュノイズも聴くようになり、また世界中のD-beatバンドもたくさん聴くようになっていました。THE CRANKSディスコグラフィーBACTERIAのデモ音源集がドーン!と発売されても、しっかり訓練された川上マニアになってたぼくはすぐに買いに行ってました。悪魔教までは手を広げなかったけどw

 その年の秋にDISCLOSECONTRAST ATTITUDEでツアーをやる話も聞いていたので、その時は東京に行って見ようと心待ちにもしていました。ぼくなんかより、川上さんや、近い方達はもっと悔しい思いだったんだろうなと今はそう思います。

 そして、川上さんが亡くなってから1年以上経って、仙台から東京に遊びに来ていた時に、初台WALLになんかのライブを見に行ってたのですが、その時に軍シャツに縫い付けているDISCLOSEのワッペンを見た女性が「川上のこと好きなん?」って、聞いて来たので、前述のANODEのドラマー遭遇事件同様、なんだこの人わ??って思いつつ話していたら、どうやら川上さんの彼女さん。亡くなられてから少し経って、吹っ切るためにもと東京に出て来て生活し始めたばかりだったみたいです。そんな話をしてたけど、ハットリのケンジさんのように何故か白塗りメイクをしてた(その日だけ)ので、それもあってか、あまり哀しい感じにはならず、「これからも川上の事好きでいてあげてー」と言い、最後に缶バッジを一つくれました。

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「このバフォメットの缶バッジなー、川上がつけてたやつなんよ、遺品!川上好きな人にあげるわ!」って言ってぼくにくれました。その後数回ライブハウスで会い、バッジ見る度「ちゃんとつけてくれてるー!」って言ってくれました。その数年後に亡くなった話を聞きました、今でももらったバッジ大事にしていますよ!!

 そして今現在もDISCLOSEが残した作品の影響は世界中のバンドにDISNIGHTMARE STILL CONTINUESしているわけですが、ぼくもいまだにそのナイトメアがスティルコンティニューしてる状態です。とは言っても、ごりごりのD-beatをやるでもなく、ファッションを真似るでもないのですが、自分の節目になるような時、気持ちが乗らない時、気持ちが乗ってる時、色んな時にDISCLOSEを聴いては奮い立たせているのです。

 今ではLiFEがたまにCONQUESTのカバーをしたりしていますが、やっぱり凄く盛り上がりますね。DISCLOSEのTシャツを着て歩いてると、たまに外人さんから声かけられたりもして、相変わらず影響力が果てしない人だなーと思います。

 これからもDISCLOSEは好きでい続けると思います。そんなこんなで

KAWAKAMI-FOREVER!!!!!!!!!!

 縁もゆかりもほとんど無い、一ファンの戯言と回想録長々と失礼しました。

 

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ちなみに、このI♥C-BEATバッジはCONGA FURYのもので、ぼくはCONGA FURYも大好きだったので、物販に置いてあった時に迷わず買いましたw